平成27年8月 講演会出席

8月2日(日) Immunology Summit 2015

 今年のヨーロッパリウマチ学会で発表された演題の中で、特に注目される発表の解説を聞いてきました。慶應義塾大学医学部リウマチ内科の竹内勤先生と、産業医科大学医学部第1内科の田中良哉先生によるプレゼンテーションでした。リウマチ治療薬の生物学的製剤の話やメトトレキサートのお話、良くなったら生物製剤をやめられるかというお話で、やはりなるべく早期に強力にリウマチを治療したほうが後に薬をやめられる人の割合が増えますが、良くなって薬をやめた場合でもリウマチが再燃してしまう人がどうしても出てしまうようです。かなり有用なお話が聞けたので参加した甲斐がありました。

P8270025 - 小 - コピー

8月23日(日) ゼルヤンツ適性使用講演会

 新しい抗リウマチ薬であるゼルヤンツ(JAK阻害剤)が発売されて約2年経ちました。副作用などの報告も大分まとまってきました。薬を少しでも安全に使うにはどのような注意をすればよいかについてのお話でした。感染症、特に帯状疱疹の発生が多いようです。薬の有効性は悪くなく、どの生物製剤を使用してもだめだった患者様が、ゼルヤンツでよくなることがあるようですが、すべてのひとに有効なわけではないようです。これからも情報を仕入れます。

 最近ブログの更新をサボっていたので、少しずつまた再開します。